司法書士の岡川です。
今日は宣伝です。
本日、民事法研究会から大阪青年司法書士会編『建物明渡事件の実務と書式〔第2版〕』が出版されました。
本書の初版は、平成18年に出版されたのですが、「建物明渡事件」とのタイトルですが、実は裁判業務全般に使える実務参考書でして、「これ一冊あれば大抵のことは何とかなる」ような書籍です。
これが司法書士だけでなく、弁護士や法律事務所の事務員などにも好評で、今までに重刷を繰り返しておりました。
そしてこのたび、約1年かけて本書の全面的な改訂を行い、第2版が出版されることになったわけです。
第2版では、初版の特長はそのままに、4章構成を5章構成にして(「裁判外の解決」という章を新設して、和解や調停・ADR等を詳解)大幅加筆したほか、書式の追加と改訂、説明の不正確な部分の修正、説明不足の部分を補足、用語や表現の統一、初版刊行後の法改正や判例への対応を行いました。
なんでこんなことを私が紹介しているかというと、私がこの改訂作業の責任者をやったからです。
というわけで、執筆者一覧の末席に加えていただき、初版の主要執筆者は5名でしたが、第2版は私が加わって6名となっております。
ついでに、第2版「はしがき」も書かせていただきました。
みなさん、「はしがき」だけでも読んでください。
私が責任者で執筆もしましたが、青年会の編著であるので、多くの会員(それこそ、合格したての新人から、日司連の副会長まで幅広い層の会員)の協力によって作られています。
1年かけて色々議論・検討し、図書館に行ったり、裁判所に問い合わせたり、夜を徹して校正作業を行い、ついに完成したものです。
ぜひ本屋で手に取り、そのままレジにお進みいただき、代金をお支払いの上、家または事務所にお持ち帰りいただきたいと思います。
民事法研究会のWEBサイトでも購入できます。
http://www.minjiho.com/shopdetail/000000000783/
よろしくお願いします。
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