2015年7月13日月曜日

最近の勉強

司法書士の岡川です。

ブログの更新頻度が激減というか、大分長い間お休みしていました。
なんやかんやと会務が重なったりして、睡眠不足気味です。


昨日は、居住福祉学会関西支部が主催する「社会的養護経験者の“自立”と“居住”」というテーマのセミナーに参加してきました。
大阪府立大学の伊藤嘉余子准教授と、NPO法人四つ葉のクローバー理事長の杉山真智子氏の話を聞きました。

社会的養護とは、セミナーでは「さまざまな理由で、親・家族と一緒に生活できない子どもたちに用意された生活の場」と定義されていましたが、具体的にいうと児童養護施設出身者等の問題ですね。

児童養護施設というのは、貧困や虐待、親の死亡や障害等で親のもとで暮らせない児童(18歳までの子)が入所する施設です。

児童養護施設から退所した人が、社会に出て自立するうえで生じる様々な問題、そこをどうサポートするかというアフターケアの問題についての話でした。

私も、司法書士仲間数人と一緒に、児童養護施設退所者のアフターケアに法律家として何か関われることはないかを勉強しに行ってきました。


そんな感じで、昨日は「子」の福祉について勉強したのですが、今日は、大阪司法書士会、リーガルサポート大阪支部、毎日新聞社が共催した、「認知症800万人時代 認知症の人とその家族をどう守るか?」というシンポジウムに行ってきました。

こちらは、リーガルサポート大阪支部の広報委員長という立場で。
(対外広報は、新聞社がやってくれるので、今回は対内広報活動ですね)

普段から成年後見業務を行っている者として、非常に興味深い話が色々聞けましたし、一般の方々(おそらく、家族に認知症の方がいる方の多くいたと思われます)にとっても、参考になる良いシンポジウムだったと思います。

詳細は、7月末の毎日新聞に報告記事が載るみたいですので、是非ご覧ください。
(大阪司法書士会所属の方には、私の簡単なレポートが何かしらの形で配布されると思います)


まあ、そんな感じでやっております。
そろそろブログ更新頻度を元に戻したいところです。

では、今日はこの辺で。

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